小さいおじさん : 釈由美子の体験

 

釈    :人には見えないものが見えたりするんで。

国分 :妖精

釈   :妖精っていうんですかねぇ、 小さい人のことを?

江原 :妖精っていうんですかね、
            一般に見ている人は、よくわからないと思うんです。

釈     :妖精っていうイメージは、
            ティンカーベルみたいに背中から羽根が生えて、
            きらきらしてるっていう感じだったんですけれど、
            普通におっさんが小さい感じなんです。

国分 :おっさん? 
            小さなおっさんが?

釈     :ジャージ着てたりとか。

国分 :ジャージ?

            ジャージ着てるんですか?
            小さなおっさん

釈      :大仏の格好をしたおじさんもいるんですよ。

国分  :大仏?

釈      :排水溝のところにいたんですよ。

国分  :排水溝のところにいたんですか?

釈      :シャワーを浴びていたら、
             こういう格好(大仏のポーズ)をして、
             どんまいどんまいって。

国分  :ドント マインドっていうわけですか。

釈      :それを見て癒されたーって。

国分  :それを見て癒されるわけですか。
              がんばろうと。

釈      :がんばろうと思うんですけれど、
              シャワーの水で流しちゃったんですね、
              排水溝に。

国分  :あーみたいな。

釈      :もうしわけないみたいな。

国分  :それは、助けてあげましょうよ。


…… ………… ………… ………… ………… ………… ………… ………… ……

 

江原 :あのね、これをいうとおかしく思われるけれど。
     国によって、妖精の姿は違うんです。

国分 :僕らが想像するのは、羽根が生えてちっちゃくてってのをね。
     かわいらしい。

江原 :もともと、ああいうのは、自然霊っていってこの世に姿がない霊。
     もともと姿がないんですよ。
     見るものに一番あった文化とかにね、視化させるっていうんですけれど。
     見せるものなので、大仏になってみたり、
     後は、ジャージを着たおっさんになって見せるし、作れるんですよいくらでも。

美輪 :その人に一番わかりやすい方法、手段を選ぶだけなんですよ。


 

 

                                       

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